クラシックピアノクラス、春のピアノ発表会、無事終演

今年は初めての会場。勝手もわからず、座席数もおよその目星を付け、160席にプラスして手前にパイプ椅子30。これは正解だった

若干のゆとりがあり、途中入場するお客さんも座りやすかったと思う。朝から入っていただいた調律師さん、そして挨拶だけのつもりが、めっちゃ手伝ってくれた、昔なじみの楽器店のカネゴン(笑)および、カアカの後輩であるピアニスト大先生、そしてスポットの具合やら、カメラ配置やら、念入りに準備してくれた我らが友人音楽家、アツシ君。もはや音楽の勝手知ったる仲間たちが朝から動き回ってくれて、大いに助けられました。感謝。息をつくヒマもなく、ゲストのフルーティスト入り、生徒一同、リハ入り。今日一日で三日分くらい働いた気分。たちくらむような慌ただしさの中、それでも慣れっていうのはスゴイ。ずいぶんたくましくなったなあと、我ながら感動(笑)ふつう、ぶっ倒れますよ、コレ。
このたび、ゲスト&講師演奏は、ラストにもってこずにプログラムのあちこちに散りばめました

この外人さんはうちのダンナ(トト)。リストになりきって、ハンガリー狂詩曲第2番を弾きました。いっちばん、有名なやつね。カツラかぶって途中脱ぎ捨てる予定が、脱ぎ捨てる練習不足だったため、そのまま続行(笑)鍵盤、カツラで見えないまま跳躍大成功していた。よっく弾けたな〜。
フルートのタカヨさま、そしておなじみ、ファゴットの山下君。それぞれ、2部と3部のオープニングに演奏していただきました。フルートは、カルメン幻想曲。ファゴットは、パラディスのシチリアーナ&、マリオネットのマーチ。
この画像↑は、ラストフィナーレ演奏。
ピタゴラスイッチで有名な、栗コーダーカルテットの「おじいさんの11ヶ月」をトトがアレンジしてくれました

奥でパーカッション(大道芸?)やってるのがトト。客席手拍子で、さよならを飾りましたが、コレ楽しかったな…

動画です↓(YouTubeに変更してあります)
なっちんも、がんばって弾きました。
彼女、少しずついろいろなことがわかってきて、「こう弾きたい」という気持ちが芽生えているみたいである。今回は、やたらとペダルを気にして弾いてました。気にせんでいいっちゅ〜の(笑)早く生ペダルが踏めるように背が伸びると楽だね。↓
それからお決まりの、夫婦連弾。愛のデュエットです(笑)↓
わたしのソロ&トトのソロは、また次回

さて、生徒一同。
みんな、さすがにグラフ競争の成果アリか(?)落ち着いてしっかりと本番に臨めました。袖で聴いてたカアカ、感動。
そりゃあね、ちょっとくらい、ミスした子もいるよ。緊張して、普段の実力を出し切れなかった子もいる。逆に、昨日まであんなにスランプだったのに本番すっげぇ!(失礼)って子も。でもいいのだ。音楽って、間違えたかどうかじゃあない。本人はすご〜くソレ気になるしがっかりするけど、お客さんは、「がんばれ!」って応援しててくれるからね。それよりも、美しい音色でひとつひとつの音を最後まで大事に大事に弾いて、スカッと爽やかな笑顔でお辞儀できるところが本番の醍醐味なのだ。おっきい子たちは何かと忙しいから、練習不足の本番がいかに恐ろしいものか、ふるえるその指を感じながら痛感したことと思う。でもそれでいい。その思い出深い本番を、心に大事に刻んでくれたらそれは大きな財産である。わたしだって、何度「あっちゃ〜」的な本番を踏んだことか…。そうして音楽家は成長してゆくのだ。今回だって、カアカちょっとソロやりすぎた(笑)最近、年取ったのか、本番で「速くなりがち」な若かりし頃より「遅くなりがち」に変わってきたんだよな〜

おほほ…。
たまにゃぁマジメなこと書きましたが、生徒一同センセイ一同、全力投球した発表会。お疲れさまでした。2週間レッスン休みますが、また気持ちあらたに行ってみようではないか!
みんな、素敵な演奏と笑顔をありがとう

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