土曜日
朝5:50。震度4の地震で起きたあと10分で爽やかな目覚めの音楽が流れるっていうのに、なんてこったい。9階なのでかなり揺れ、全員起きて騒然となった。
昨夜はなんだかお腹が張って寝苦しく、辛かった。今朝は平熱。とりあえず今日の採血を待とう…と思ってたら、朝の巡回で夜勤の看護師さんが、血液検査のオーダーが入っていないよと言う。はァ⁈冗談はよしこさんである。何言っちゃってんの?Dr.イケメンのミスか?と 憤慨しかもそれを看護師が当直の医師に告げたら、じゃあ採血はやらなくてもいいと言ったそうだ。さすがに腹立って、検査ナシで帰らされるなら退院しませんと言い切る。何度も言うけど我が家は遠いのだ。プンプンしてたら、代理の医師がやって来て、採血やった方がいいです、それにお腹もガスで張ってますねと言って、去って行った。まったく。
それでもラッキーなことに、今日の日勤担当看護師さんは、私たちに大人気の笑顔が素敵な肝っ玉母さん、ナース井上だった彼女に採血してもらう。救われる思い
恐竜好きのふくよかな井上さんは、いつも笑顔で可愛いらしくて、それでいてベテランの頼もしさに溢れている
腹膜炎は完治に時間がかかること、抗生剤を飲みきっても、夜の微熱や痛みが続くのは心配ないこと。急に熱が上がった場合や、痛み止めを飲んでも痛みが強くて治らない場合は電話をすること。ずっと私の様子を見てきた限り、経験上、退院して静かにしていれば治っていくと思うこと。と、優しく穏やかに、頼もしく告げてくれた
人間とは不思議なもんである。この説明はすでに医師から受けていたのだが、自分が慕っている相手に大丈夫だと太鼓判を押してもらえると、ひどく安心する。ましてや医療のこと、専門分野外はお手上げである。あれこれ妄想しちゃうから、今日の担当がナース井上で助かった。ありがとう天の神様。
11:20、採血の結果持って、代理医師来てくれる。
CRP1.2、白血球5500まで下がった。
やったー!嬉しいその後、何人かの代理の先生がやって来てくれたが、カアカにとっては同じ説明でも、恐竜好きの井上さんに言われたコトバが一番信頼出来た。よし、ひとつ信じて家に帰ろう。と決心した午後。
彼女のおかげで、今日は退院前の不安も吹き飛び、心穏やかな日を過ごすことができた
テレビは観る習慣がないので読書。皆が持ってきてくれた本や、デイルームにあった本などを片っ端から読破。座ると痛いから、寝転がって読む。現在は、村上春樹。
小説読みながら考える思えば私のここまでの人生、もし痛み棒グラフを作ったならば、第1位がスカイツリーくらいの高さで腹の痛み、第2位がぐっと下がって歯の痛み、第3位がその他でくくられるくらい、腹痛には悩まされてきたと思う。
これでこの1位が崩されれば、もはや向かうところに敵なしである
楽しみだ。
夜は37℃。痛みは出てくるが、昨日よりもいい感じ。
夜勤看護師は、これまた大好きなベテラン松田さん
ラストデーを飾る1日で、幸せであった!写真撮影で、盛り上がる盛り上がる
同室の皆さんとも、相当仲良くなって楽しかった。
明日は今度こその退院。
順調にいくことを願うばかりである。
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