ナプキンよ、サヨウナラ
いつかやろうと思っていたが、ついに生理用ナプキンを片付けた。どうだ見たか〜!的な、病魔への勝利感でいっぱいである
いや、手術前、悩んで七転八倒していた頃、同じ子宮全摘手術を受けた人のブログを読み漁っていた時に、
「術後、生理ナプキンを見るだけで喪失感に泣けた」
と綴っている方もいたので、そうなのか…やはり喪失感はあるのかな…と思っていたのだが、早く片付けてしまおうと思った今朝、そんな気持ちはこれっぽっちもないことに気付き、そうしたらとてつもなくビューティフォーで爽やかな気持ちになったのである
そこにあるのは、なんとも無関心な気持ちであった。
あ、これももう用無しだな、さらばくらいな。
不思議だった。
だって、これでもカアカは充分悩んだのである。子宮にさよならするのは寂しかったし、その他もろもろの未練が残る事情もあった。
なのに、チクリともしないこの心境。なんという無情な精神か。いや、悩んだ時間が長かったことが、今の気持ちに繋がっているのだろうけれど、おかしなことに、同世代のまだ普通に生理のある女性に対して「かわいそうに〜。」とまで思う図々しさ。かわいそうなのは子宮を全摘したそこのオマエじゃ!と自分に突っ込んでみる。人間とは本当に都合のいい動物である。(私か。)
それに都合がいいといえば、夏休み中あんなにあった、めまいと火照りはいつの間にかもうすっかりなくなっている。そしてきっちりと、あの生理前の感覚、女性特有の胸の張りとか周期的なものが、再開されていることに気づく。皆さん、よく、子宮を摘出すると更年期になると書いてあるサイトがありますが、アレはウソですよう。卵巣残せばホルモンは復活するのである気持ちの波ももちろん出てきた。
このホルモンの恩恵は、擬似的閉経を経験したカアカには身に染みる。今から楽しみなのは、これが生理時期になったら身体はどうなるんだろう?何か変化はあるんだろうか?ということだ。今までは腹膜炎と闘っていたもので、変化どころじゃなかったが、もともと自分の身体に敏感な私、絶対何らかの感覚があるに違いない。くれぐれも具合の悪くなることだけは避けたいと願う。
これら男性陣にはサッパリわからぬだろうが、女性には非常に関心のあることだと思う。
何か変化があれば早速レポートします。後日談に続く
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