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2017年11月22日 (水)

新しい楽器

昨日、なっちんのピアノへ久っしぶりに付き添ったカアカ。

音大に置いてあるグランドの音色を聴きながら、ああ、やっぱり違うな。うちのシゲル君。さすがはシゲルだよ、でかした!と内心ニヤニヤしながら、先生に、
「シゲル、買ったんです
と言ったら、

「ええっ!いいなぁ〜〜!シゲルカワイですか?いいなぁ〜〜!
と、絶賛されて、またもや調子に乗って帰宅。だてに車代をはたいてないからね〜、ってんだ。ふふん。

そりゃ、ほんとはベヒシュタインが欲しかったけどさ。買えないもん、1千万。宝くじ当たれば別だけど。なんでそんなに値が張るものが欲しいかって言うと、それだけ音色が豊富で、ピアニストとしては研究精神がウズウズしちゃうからである。

そう、たぶん、シゲル君は小ぶりながら負けてない。美しい音色には自然と吸い寄せられるもので、なっちんを送り出した後、必ず目の前のピアノ室に入る私。トトもまた然り。やっぱり木の匂いがする

今回、少しずつ少しずつ音が鳴り出すピアノを触りながら、思い切って本当に良かったと心から思った。先輩たちには「いい楽器、買いなよ〜」と言われ続け、まずはトトがシゲルに一目惚れし、カアカ的には「シゲルは別に。」となかなか心が動かなかった。だけど今回は、面白いように一目惚れ 我が家で弾いてみても、同じ曲を「もう一回弾きたい」と思わさせられる。そして、自分の今までの弾き方じゃダメだ、と早速気付かさせられた。なんて言うの、絵の具の色が増えて、もっとこれを使って描きなさい。と言われた時のような、はたまた、今までの鉢植えから一回り大きく植え替えられて戸惑っているような、楽器の器のキャパの広さを感じる。

楽器が変われば、演奏家の腕も上がるんだ。と実感。いや、まだ上手くはなってないけど。でも弾いていて、これじゃダメだ。もっともっと。と思う。今までより音が鳴らない分、タッチもしっかり弾こうとするし、こうやったらもっと違う音が出せるんじゃないか、と毎回変えてみたくなる。そしてそれにちゃんと反応してくれる、してくれようとしているのがわかる。なんて素敵一年後のシゲルが楽しみだ。

そう考えると本当に、電子ピアノで練習している子どもたちに、アップライトでいいから持たせてやってくれ。と願う気持ちが強くなってくる。だって全然違うのだ。ピアノって、すごいのだよ。ひとつひとつが違う。表現したいことが変わってくる。今の電子も相当頑張っているけど、やっぱりそれは、違う楽器なのだ。ピアノは、木や羊で出来た生き物なのだから。

そんなことを想っていたら、不思議なことに演奏の話も舞い込んだ。久しぶりに、ヤマハのフルコン(フルコンサートピアノ)が置いてあるホールでの演奏。よし、やってやろうじゃないの。仕事じゃないから気楽だし、いっちょ、試してみたい。

癌疑惑になったのも、その後の生き方を思い切らせるための、神の策略だったのかもしれない。人生って不思議だ。短い人生を、せっかくなら謳歌しようじゃないか。

んなわけで、まだまだ死なないわよ〜 と欲深く生きる気、満々のカアカであります。

ではまた。

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