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2017年12月13日 (水)

暗譜

今、カアカが困っていること。それは今、取り掛かっている曲の暗譜がど〜してもできないことである

ショパンの、即興曲の3番である。中間部の暗譜がどうしてもできない。

なんでできないんだろう、コレ。左手主旋律、右手伴奏だからか?右手がどうしても覚えられない。左手の伴奏に、慣れているからなのだろうか。年取ったから?イヤ〜、そりゃあ多少はあるあるかもしれないけど。でもまあ、そこは若い頃から訓練されているということで、クリアしたいところ。

私の暗譜の仕方としては、
その曲を、パズルを埋めるように覚えていく。

ってやり方をするんだけど、つまり、

なんとなく手が覚えている部分を埋めるようにして、譜面をチラ見しながら、脳みその空白の箇所を上書きしていく作業をし、

だいたい覚えられたら、その次に指と耳だけで死ぬほど反復して覚え、

そのあと、もう一度譜面を見ながら、今度は視覚でたたき込み、

そしたらそのあとは、鍵盤の位置を見ながら、スローモーションでたたき込む。

子どもの頃は、こんな一連の作業をしなくても、もうその曲が弾けたイコール、暗譜完了であった。

それはまだ脳みそが柔らかいから、ということもあるかもしれないけど、曲が易しいし、余計なプレッシャーが少ないし、それに、「まだ、譜読みする力が弱い」ことが大きい。

譜読み力がない分、なかなか弾けないから一生懸命にさらうので、出来た時にはもう覚えてしまっている。っていうか、覚えないと弾けない。ところがだんだんと初見能力が上がってくるにつれ、見てすぐに弾けるもんだから、脳みそがちっとも覚えようとしないのだ。一長一短とは、まさにこのこと。上っ面を流して弾いてるようになり、ちっともその曲を吸収してくれない。

クララ・シューマンが
「作曲家に敬意を表して、演奏家は暗譜をしましょう」
とは、よく言ったもんである。

いや、よく言ってくれちゃったよまったく。とも思うけど。

でも、それは真実。暗譜しないで弾いてると、弾いてる方も聴いてる方も、上っ面感が拭えない。曲が、演奏者の内面まで染み込んでいないというか。不思議ですよね。

ということで、話は戻るがカアカのもっかの悩みは暗譜ができないこと。

たった5分に満たない曲なのに、これは本番、意外と怖い曲なのかもしれない

昔はいくらでも練習時間があって、それこそ5時間も6時間も弾いていられたけど、今じゃあやることありすぎて、新曲ひとつ仕上げるのもままならない。30分、切れ切れにピアノの部屋に入るのがやっと。

お母さん、今まで料理を作ってくれてありがとう。
洗濯してくれてありがとう。

ベルギー時代よ、自分一人と猫の面倒みてるくらいだったあの頃が、懐かしいぜまったく

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