二足のワラジ
最近、これはどうも更年期障害がやってきている。
マメなわたしは、子宮摘出からも毎朝基礎体温をつけていて、毎日の変動株価のように自己を観察しているのであるが、どうやら卵巣はそろそろサボりだしたらしい。
別に暑くもないのに、突然上半身がシュワっとなる。頭痛が頻繁になってきた。
これは、前にも一度体験したことがある。オペ前に薬で排卵を止めた時である。あれはけっこう激しかった。それに比べればまだ緩いが、それでもかなり頻繁に起こる。そうですねぇ、ええと、1日のうち、10回は確実に起きていると思う。突然わたしが扇風機を回しだしたらソレ。それはまだいいが、頭痛は困る。だから昨日、久しぶりに整体クリリンのところへ行ってきた。「うちに来る患者さんのうち、頭痛はほぼ全員治るよ」と先生言ってたことを思い出したからである。ホントかいな。
で、最近のそんなカアカでありますが、それでもめげずに、運動頑張ってます。何がって、バレエですよバレエ。もう発表会が近づいてきているので、毎週一回の夜練(闇練と呼ぶ)も出席して、22時まで踊りまくっているし、こりゃハード。ブログなんて更新してる時間もなかなかない。なんてったって、自分のところの発表会だって近いのに、二足のワラジを履くわけである。もう、この虚弱ッキーな身体でよくやってのけてるよ。と言いたい。
バレエメンバーの中で一番下手なのはこの私なので、とにかく動画を撮らせてもらって、毎日練習すれば少しはうまくなるだろうとレッスンの合間にステップを踏んでいるわけだが、下手は下手なりに踊れるようになってきました。仲間たちからも「おお、踊れるようになってるよ!たいしたもんだ!」と励まされ、先生からは
「カオルさん、行くわよ!ハイ、ソ〜ッテ、パドブレ、欽ちゃんよ!」
とか言われ(ほんとうはカブリオールという)、世代を感じさせられるレッスンを受けております。(レッスン生、ほぼ私と同世代か、年配。でもとっても上手。)
バレエってとっても難しい。指先のすみずみまで気を配らねばならないし、足の動きを覚えるのに必死こいてるんだから、手なんて二の次、ましてや顔なんて以ての外である。でも、だんだんと覚えて余裕が生まれ、少しずつ気を配れるようになってくる。ああ、なんとか笑顔で踊れるようにまでは、なりたい。
動画をトトに見せたら、
「なんか、オレでも踊れそう。ココなんかもっとオレ、可愛く踊れるよ。」
とか言う。
しかしそうじゃないんだな。見た目よりもずっと難しい。そして見た目よりもずっとハードである。優雅に見えて、めっちゃハード。5分で限界である。しかも、待ちのポーズが一番大変だったりする。こんなに疲れるものだとは!驚きの世界である。
おばちゃんのバレエ、見てらんねえ…
とつぶやくトトと、ニヤニヤ顔のなっちんであるが、いいのだ。
最近どうやら痩せてきたカアカ。健康とダイエットが本来の目的よ!
がんばろう、いざ、本番近し

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