音楽

2017年12月21日 (木)

なぜピアノはやめると弾けなくなるのか

数ある習い事の中で、ピアノほど、先生と一対一で、10年を越すお付き合いがザラなのもないんじゃないかと思う。

そしてうちのピアノ教室の子たちは、ず〜っと長く続けている子が多い。

中学に入る時、高校に上がる時、節目節目で迷うこともあるかと思うが、だいたいみんな、細く長〜く続けて行く。

でも、一番多いのが、中学に入ってやめてしまうピアノ。

私は何回かこのことについて書くけど、

「ピアノは、なぜ、やめてしまうと弾けなくなるのか?」

について、ちょっと触れてみたいと思う。

小学生の時は、ピアノをがんばってた。これだけ弾けるようになったんだから、やめたって、弾けなくなることはないんじゃないか。

と、思ったりしますよね。

もちろん、弾けなくなることはないと思う。習ってなかった人よりは、断然。それは間違いない。

だけど、断言するけど、小学校卒業まででピアノをやめたら、たぶん大人になってから弾けるのは、昔やってたブルグミュラーやソナチネ。つまり、「昔、一度弾いたことのある曲」のみである。

弾いたことのある曲っていうのは強い。指が覚えているから。楽譜を見れば、なんとな〜く思い出せる。だけどそれは、先生の力を借りて教えてもらっていたから。自分の力だけで、譜読みしたものではない。間違ったところは直してもらい、わからないリズムは教えてもらえた。そうなのだ。

わかりますか?つまり、小、中学生の間は、勉強している曲がどんどん、進化して行く時期。新しいことだらけ。耳だけじゃ、なかなかついていかない。そこへ、先生の模範演奏が入る。ああ、そうなんだ!と、正しい方へ行くことができる。だからつまり、自分だけの力で、ひとつの曲が仕上げられるのは、たぶんレベルを2段階くらい下げた曲である。だけどまわりの、ピアノをよく知らない大人たちは、「この曲が弾けたんだから、このレベルの曲は弾ける力がついている」と勘違いしてしまう。

だからね、それだけのことだと思うんですよ。
「ピアノをやめちゃったら、弾けなくなる理由」
というのは。

弾けなくなるんじゃない。弾けていなかっただけ。

常に、自分の力よりも少しランクアップしたくらいの曲を、先生と一緒に勉強していたのだ。ということ。

だから、いつからだろう、自分だけの力で、きちんと譜読みをやり、完成に近い形で師匠のレッスンに持っていけるようになったのは。

それは高校生の頃だったのか。はたまた、大学の頃だったのか。

気がついたら、新しい曲を、間違えることなく、譜読みができるようになっていた。

音楽を知り、楽語を学び、作曲家の意図を読み、自分の表現を取り入れつつ弾けるようになっていた。

そう考えてみると、本当に音楽の世界というものは深いものであると思う。

完成のない世界。完璧のない世界。正解のない世界である。

まあ、あんまり難しく言うとわかんなくなっちゃうけど、そうだなあ、センセーから言わせてみれば、高校生くらいかな、一通りの曲をだいたいこなして、それで、一休みしたくなっても、そうそう忘れてはいないだろうという頃は。

もちろん、別にそこまでこだわらなくたっていい。好きならば続ければいいんだし、忙しければ、いったん中断してもいいと思う。

だけど今回は、「なぜ、ピアノは途中でやめると弾けなくなるのか」
ということについて、書いてみた。

弾けなくなるのじゃない。もともと、自分一人だけの力ではない時期にやめてしまえば、弾けなくなる。

それだけのことだと思えば、納得なのではないでしょうかsmile

2017年12月14日 (木)

シゲル君の初調律

先ほど、我が家のピアノ、シゲル君の調律が終わりましたshine

調律師さんが忙しくて遅くなったんだけど、音が全員モコモコしてた頃より、ずいぶん鳴り出した頃でちょうどよかった。この音は鳴るようになったけど、この音はまだ埋もれてるな、とか、全体的にバラつきが出て来始めていたからである。

でも調律師さんいわく、新しいピアノって、3ヶ月くらいもするとすぐまた狂ってきちゃうんだって。それが2年もすると、シゲルカワイはようやく落ち着いて、今度は逆にほとんど狂わなくなるらしい。それをどの方向で伸ばしてやっていくか、が新しいピアノの調律の面白いところだって語ってましたsmileつまりは調律師の腕の見せ所ってワケですね。シゲル君は、専門の資格のある、限られた調律師のみに育てられていくことになるんですけど、今まで来ていただいてた方はもともと、エリート調律師さんでしたので、引き続き、我が家のピアノの面倒をみていただくことになったわけです。

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調律師さん、シゲル君の響板をまじまじと覗き込み、へえ〜。と言う。
「ここの木の柄、このピアノは綺麗に出てますね。一台一台、違うんですよ〜。シゲルカワイは全部手作りなので、いろいろ面白いところがあるんです。」
と教えてくれる。

手作りだからこそ、最初はピアノによって全然違うし、音の育つ方向も、狂い方も、一台一台違ってくるんだそうだ。

私は調律師さんの話を聞くのが好きで、いろいろ聞いちゃうんだけど、ヨーロッパでコンクールが開催されてる街なんかに行くと、「日本人の調律師が来ている!」というウワサだけで、片っ端からお声がかかるんだって。で、一度調律したら、たらい回しにされる運命になるらしい。「車と調律師は日本製ですかね?」って訊いたら、ウケてた。日本の音大には、毎日のように誰かしら調律師は居て、いつもどこかの部屋のピアノの弦が切れては修理させられているけど、ヨーロッパじゃあ弦が切れたらそのあと一ヶ月くらいずうっと放置されっぱなしだったよな。なんて話で盛り上がったりしました。

それにしても調律の終わったシゲルは夢のような音色shine
あらためて綺麗。あんなにムラのあった一つ一つの音を、すっかりなめらかにしてくれた。今日来る生徒たち、ラッキー!wink 嬉しいだろうなぁ。私だったら嬉しい。音楽は、人生を豊かにしてくれる。あ〜、楽器が弾けて、本当によかった。と思う瞬間である。

2017年12月13日 (水)

暗譜

今、カアカが困っていること。それは今、取り掛かっている曲の暗譜がど〜してもできないことであるgawk

ショパンの、即興曲の3番である。中間部の暗譜がどうしてもできない。

なんでできないんだろう、コレ。左手主旋律、右手伴奏だからか?右手がどうしても覚えられない。左手の伴奏に、慣れているからなのだろうか。年取ったから?イヤ〜、そりゃあ多少はあるあるかもしれないけど。でもまあ、そこは若い頃から訓練されているということで、クリアしたいところ。

私の暗譜の仕方としては、
その曲を、パズルを埋めるように覚えていく。

ってやり方をするんだけど、つまり、

なんとなく手が覚えている部分を埋めるようにして、譜面をチラ見しながら、脳みその空白の箇所を上書きしていく作業をし、

だいたい覚えられたら、その次に指と耳だけで死ぬほど反復して覚え、

そのあと、もう一度譜面を見ながら、今度は視覚でたたき込み、

そしたらそのあとは、鍵盤の位置を見ながら、スローモーションでたたき込む。

子どもの頃は、こんな一連の作業をしなくても、もうその曲が弾けたイコール、暗譜完了であった。

それはまだ脳みそが柔らかいから、ということもあるかもしれないけど、曲が易しいし、余計なプレッシャーが少ないし、それに、「まだ、譜読みする力が弱い」ことが大きい。

譜読み力がない分、なかなか弾けないから一生懸命にさらうので、出来た時にはもう覚えてしまっている。っていうか、覚えないと弾けない。ところがだんだんと初見能力が上がってくるにつれ、見てすぐに弾けるもんだから、脳みそがちっとも覚えようとしないのだ。一長一短とは、まさにこのこと。上っ面を流して弾いてるようになり、ちっともその曲を吸収してくれない。

クララ・シューマンが
「作曲家に敬意を表して、演奏家は暗譜をしましょう」
とは、よく言ったもんである。

いや、よく言ってくれちゃったよまったく。とも思うけど。

でも、それは真実。暗譜しないで弾いてると、弾いてる方も聴いてる方も、上っ面感が拭えない。曲が、演奏者の内面まで染み込んでいないというか。不思議ですよね。

ということで、話は戻るがカアカのもっかの悩みは暗譜ができないこと。

たった5分に満たない曲なのに、これは本番、意外と怖い曲なのかもしれないcoldsweats01

昔はいくらでも練習時間があって、それこそ5時間も6時間も弾いていられたけど、今じゃあやることありすぎて、新曲ひとつ仕上げるのもままならない。30分、切れ切れにピアノの部屋に入るのがやっと。

お母さん、今まで料理を作ってくれてありがとう。
洗濯してくれてありがとう。

ベルギー時代よ、自分一人と猫の面倒みてるくらいだったあの頃が、懐かしいぜまったくgawk

2017年12月10日 (日)

ピアノの嫁入り

今日、いったん倉庫に行っていた、以前のピアノが嫁入りとなりましたconfident

さて、行き先は…。

待望の生徒ちゃんのお宅happy02shine

シゲル君を購入するかどうするか、まだ検討中だった頃、
「もしセンセが新しいピアノ、買っちゃったら、このピアノ買わない?smile
と、生徒たちに冗談半分で宣伝していた私。

今まで頑張って電子ピアノで練習していたけど、そろそろちゃんとピアノで練習した方がいいと思われる子たちや、アップライトを持っているけどグランドにグレードアップしたらどうかと思われる子たちを中心に、ランダムに話をしていました。でもまあソコは冗談のノリで。だって何しろグランドときたら、欲しくたって二つ返事で置けるシロモノではない。なんてったって場所を取るのだ。こういう時本当に、日本の狭い住宅事情を恨む。ヨーロッパだったらなァthink インテリアとして置けるのに。

もう、たぶん誰も名乗りを上げないであろう。このピアノともおさらばか…
と思っていたら、

「センセ、あの、まだ誰もピアノの希望者が現れていないですか?」

とお申し出下さったママ。電子ピアノからのバージョンアップである。よっしゃ!

というわけで、本人には内緒、ナイショのクリスマスプレゼント。として、ミッションは開始され、本日に至るわけでありますsmile

搬入三日前、レッスンに来た彼女にピアノの鍵を渡す。

三本置いてある鍵を見て、「なにこれ〜」と言う彼女。

「コレ、新しいピアノの鍵と合わせてこんなに余ってるんだよねェ。」
「じゃあちょうだい!!」
「いいよ。ピアノの鍵って、どれも同じなんだよ。どこのピアノでもコレひとつで開けられるぞ〜」
「本当?!じゃあ、どこのピアノを開けちゃおうかなsmile 学校のピアノにしよっかな!」

きっと、いいことが起こるからお守りにしてね。

と言って渡し、ルンルンで帰って行った生徒ちゃん。それでもまだ、気づかない様子。

当日の朝、運送屋さんが来てもまだ気づかない。

ようやくそれがグランドピアノだとわかり!待ちに待たされ、やっと弾かせてもらった後、

「感動するぅ〜〜happy02shine

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と、LINEが来ました(笑)

これにて、任務完了!本当に良かった!

私が学生時代の頃から共に歩んだピアノさん。まだまだ使えるピアノです。どうぞ、末長く可愛がってあげて下さい。引き取って下さって、本当にありがとうございました!

おっと、ここで忘れてはならない、私の専属営業マンのお話。
以前のブログを読んで、「オレのことが書かれてないじゃ〜ん!」と嘆いていたので書くsmile

まだお互いに20代の頃、そして彼は駆け出しの営業マン時代。
私のオヤジさんが一向に首を縦に振らず、「一番苦労した客」だったそうで、その思い出のピアノがこうしてまた、生徒さんのもとに渡ることを、とても喜んでくれました。

このたびもシゲル君を購入するにあたり、大変お世話になりました。カワイの、とっても親切な営業さんです。ピアノ購入をお考えの際はぜひ、お使いになってみて下さいませsmile

というワケで、宣伝の任務も完了!

みなさん、これからシゲル君を、どうぞよろしくconfident

2017年11月24日 (金)

シゲルレッスン開始

さて、今日から新しいピアノ、シゲル君でのレッスン開始ですnotes

もうみんな、息を弾ませて、目をキラキラさせてやって来るshine「走ってきちゃった!」と言う子も。可愛いなァsmile

まずはやっぱり、椅子チェック。ちびっ子たちの椅子に対する評価は何故か厳しいのだ。でもそれによじ登る姿を見ていると、自分の小さかった頃を思い出して、ちょっとわかるような気がするthink まずは椅子の座面の穴を数えて10個あることを確認し(笑)座り心地を確かめる生徒たち。「うん、いいねgood 」と合格を言い渡す子やら、「なんか、この穴にお尻を食いつかれる感じでヤダ!」と敷物を要求する子、さまざまで笑える。オイ、ピアノより椅子かよ。と、突っ込みたくなる。

4才の子なんか、お母さんが言う前に覚えていて、
「今日は、センセイのところのピアノが新しくなってるんだよね。こうやって、シュシュシュシュ〜って、文字が書いてあるピアノなんだよね!」
と言っていた模様。シュシュシュ〜、と言うのは、KAWAIの文字が筆記体チックに変更になっている、という意味。

そして1年生くらいまでのちびっ子たちに言わせると、
「前のピアノの音を忘れちゃったから、違いがわかんない」
そうである。だろうねsmile

でもある程度大っきくなってくると、
「なんか違う!なんか違う!」
と言って、ニヤニヤしている。面白い。

でも、もっと面白かったのは、弾くその子によって、この楽器はだいぶ音が違うという点である。

このシゲル君。弾き手を選ぶようだ。奥ゆかしく、誰にでも心を開かず、デリケート。誰が弾いてもわかるような、きらびやかな音ではないので、まだパワーのない小さな子たちは、弾いても「ま、こんな感じで。」程度の音しか鳴ってくれない。それがちょっとタッチの強い子になってくると、シゲルの方も「お。」と思うのか、少し心を開いてくれる。でも、そこまで。もっとボクを研究してくれよ。と言わんばかり。しかも、ちょっとでも汚い叩き方をすると、これ見よがしにその通りの音を返してくる。これは面白いぞ。今日は、興味津々で聴いてしまった。

私はだいぶ彼と友達になってきているので、少し弾いてみせると後ろでお母さんが
「うわ、センセイ弾くと全然違う。コンサートホールみたい。」
と言っている。

要するに、微妙なタッチの変化で音色が変わり、音が飛んで行くので、例えばメロディーラインと伴奏の弾きわけなどが聴いていてわかりやすいのだ。でも、それはまだ、小さい生徒たちにはできない。全部同じタッチだと、シゲルの方も飽きるのか、「ハ〜イじゃ、同じ音色で。」と言って、能面のような顔になる。

中学生にもなってくるとそれがわかるので、自分の出した音を反省して、変えるように努力していた。以前のピアノでもそれは出来たんだけれど、シゲル君はものすごくあからさまに綺麗な音に変わってくれるため、大いに納得するようである。

これはいいかもしんない。

どうやったらこのピアノが心を開いてくれるのか、どうしたらいい音が出せるのか。タッチと音色、それからペダルの繊細さ。

今までの何倍も敏感な楽器で、みんなのセンスを磨いてくれたら本望である。

2017年11月22日 (水)

新しい楽器

昨日、なっちんのピアノへ久っしぶりに付き添ったカアカ。

音大に置いてあるグランドの音色を聴きながら、ああ、やっぱり違うな。うちのシゲル君。さすがはシゲルだよ、でかした!と内心ニヤニヤしながら、先生に、
「シゲル、買ったんですsmile
と言ったら、

「ええっ!いいなぁ〜〜!シゲルカワイですか?いいなぁ〜〜!shine
と、絶賛されて、またもや調子に乗って帰宅。だてに車代をはたいてないからね〜、ってんだ。ふふん。

そりゃ、ほんとはベヒシュタインが欲しかったけどさ。買えないもん、1千万。宝くじ当たれば別だけど。なんでそんなに値が張るものが欲しいかって言うと、それだけ音色が豊富で、ピアニストとしては研究精神がウズウズしちゃうからである。

そう、たぶん、シゲル君は小ぶりながら負けてない。美しい音色には自然と吸い寄せられるもので、なっちんを送り出した後、必ず目の前のピアノ室に入る私。トトもまた然り。やっぱり木の匂いがするconfident

今回、少しずつ少しずつ音が鳴り出すピアノを触りながら、思い切って本当に良かったと心から思った。先輩たちには「いい楽器、買いなよ〜」と言われ続け、まずはトトがシゲルに一目惚れし、カアカ的には「シゲルは別に。」となかなか心が動かなかった。だけど今回は、面白いように一目惚れkissmark 我が家で弾いてみても、同じ曲を「もう一回弾きたい」と思わさせられる。そして、自分の今までの弾き方じゃダメだ、と早速気付かさせられた。なんて言うの、絵の具の色が増えて、もっとこれを使って描きなさい。と言われた時のような、はたまた、今までの鉢植えから一回り大きく植え替えられて戸惑っているような、楽器の器のキャパの広さを感じる。

楽器が変われば、演奏家の腕も上がるんだ。と実感。いや、まだ上手くはなってないけど。でも弾いていて、これじゃダメだ。もっともっと。と思う。今までより音が鳴らない分、タッチもしっかり弾こうとするし、こうやったらもっと違う音が出せるんじゃないか、と毎回変えてみたくなる。そしてそれにちゃんと反応してくれる、してくれようとしているのがわかる。なんて素敵shine一年後のシゲルが楽しみだ。

そう考えると本当に、電子ピアノで練習している子どもたちに、アップライトでいいから持たせてやってくれ。と願う気持ちが強くなってくる。だって全然違うのだ。ピアノって、すごいのだよ。ひとつひとつが違う。表現したいことが変わってくる。今の電子も相当頑張っているけど、やっぱりそれは、違う楽器なのだ。ピアノは、木や羊で出来た生き物なのだから。

そんなことを想っていたら、不思議なことに演奏の話も舞い込んだ。久しぶりに、ヤマハのフルコン(フルコンサートピアノ)が置いてあるホールでの演奏。よし、やってやろうじゃないの。仕事じゃないから気楽だし、いっちょ、試してみたい。

癌疑惑になったのも、その後の生き方を思い切らせるための、神の策略だったのかもしれない。人生って不思議だ。短い人生を、せっかくなら謳歌しようじゃないか。

んなわけで、まだまだ死なないわよ〜smile と欲深く生きる気、満々のカアカであります。

ではまた。

2017年11月19日 (日)

ピアノ搬入!

ここ一週間はあっという間に過ぎ、いよいよ日曜日。ピアノ搬入ですpunch

前日連絡来て、時間は夕方に決定。まずは、今の子とさようならの儀式。

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ピカピカに磨いてから、分厚い布に包まる我が子。今まで本当にありがとうweep可愛がってもらうのだよ!

この作業は毎度、たった二人で行われます。プロだな〜と思う瞬間!うちの庭は岩があったり段差があったりして、大変なのだ。でも、以前の業者さんよりも素晴らしく上手だった。まさに神業。

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ピアノ脚を外して縦にして、窓から滑らせるように台に乗せて…お世話になったピアノは去りました。ガラーンとする部屋。広っ。

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お次は新しい子が窓から登場。前のピアノより、少し小ぶりに感じます。でもまあだいたい同じくらいのサイズ。新しい木の匂いがする!

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ここまで約1時間。4時過ぎに始めて、窓の外が暗くなったのがおわかりかと。

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組み立て完了shineありがとうございましたhappy02 気持ちのいい人たちだった〜。おっちゃんカッコ良かったしsmile

わぁお、おニューだ!ピカピカ〜。椅子なんてゴージャスよ〜。何しろ、椅子にはうるちゃいちびっこ生徒のために、コンサートホール用を注文したんだからsmile フカフカ〜。

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中はこんな感じ。そして、トトとカアカ連名で、何やらシゲルカワイ購入のプレートを彫って、送られて来るらしいです。ウケる。

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早速試弾してみる我々。控え目で上品な、美しい音。ホールじゃなくて我が家に来たらどんな音なんだろうと楽しみにしていたけど、まだまだ新しいピアノです。前のピアノに比べて音も全然鳴らないし、調律入れてないからバランスも悪い。だけど「これから」を期待させる感、満載。秘めた底力を感じさせる。もう一回弾いてみよう、そう思わさせられるピアノ。トトなんて思わず、「綺麗。明日ずっと弾いてたい。」と呟いてました。そしてなっちんも「綺麗な音〜」と言っている。子どもにもわかるのね!気に入ったみたいで、ヨカッタヨカッタgood

嬉しいな〜。これからどんどん素敵な音に育ちますように!

とっても楽しみですlovely

 

2017年11月11日 (土)

音楽三昧の日

いや〜今日は疲れましたcoldsweats01 と同時に楽しかった。音楽三昧の日。いわゆる、演奏会三本立て。

午前中、なっちんの学校の音楽発表会観て、

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午後、上原彩子のピアノリサイタル行って、

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夜は、お堂JAZZライヴとな。楽しかったが、さすがに疲れたcoldsweats01

バタッ。(←即寝する音)

ココ↓毎年聴きに行ってる、私の出身幼稚園のお堂ライヴ。上から楽しんでるのは、うちの生徒軍団smile 住職さんがコラボする、南無ジャズってのが今年は白熱しました。そして、YouTubeでもアップされてます。なかなかカッコイイので、クリックして聴いてみてね。

南無ジャズ

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しかしですね、一日三本立ての中で、カアカ的に一番良かったのは、子どもたちの演奏であった。学校の先生方の指揮も、子どもたちの合唱も合奏も、その一生懸命さが伝わってきて、楽しかった。あれだけの大人数を、全学年まとめる先生たち、ご苦労ごもっともです。さぞかし、終わった後の達成感はハンパないだろう。お疲れ様でした。

よく、皆さんに、「なっちゃん、やっぱりピアノ伴奏とかで活躍ですか?」とか言われたりするが、わたしゃ、合奏でピアノなんてパートより、よっぽど打楽器なんかの方が面白いとから、わざわざやんなくてもいいと思っている。だって、ピアノなんて合奏で全然聞こえないもん。つまんないじゃん。それに、ピアノはいつでも弾けるけど、打楽器なんてめったにできん。カアカ小さい頃、いっつもピアノ伴奏だったけど、なんで他の楽器やらなかったんだろうと思う。やっとけばよかった、ホントgawk 木琴やりたい。

そして上原彩子ピアノリサイタル。

結論から言えば、大ホールのピアノ演奏会は、もう行くのやめようと思った。響きが悪すぎる。小ホールは、音楽用に作られているので楽しめるのだけど、大ホール最悪である。もったいない。上原さん、頑張ってるのに、良さが半減である。

いやしかしよく弾くよ、ブラームスのソナタをガッツリ弾いたあとのアンコールがリストのメフィストワルツで、まだまだイケるわよ的な余裕を見せられました。

だけどモーツァルトはやっぱり難しいなと思った。いわゆる、きらきら星変奏曲。場所が大ホールだったことも大きいけど、これはね…モーツァルトっていうのは、やっぱり、ずば抜けた天真爛漫さを持たないと、魅了するのは難しいですね。そういう意味では、子どもがピカイチなんではないかと思ってしまう。オトナ、難しい。はっきり言って、彼女もすごく上手なんだけど、一箇所も感動することができなかった。「作っちゃってる感」がありすぎるのだ。でも最近、私の先輩の演奏モーツァルトを聴いてかなり面白かったから、やっぱり人によるのかもしれない。その人の音楽性がずばり、出ちゃうのかもしれない。研究の価値ありですよ、モーツァルトは。

そんなこんなで、な〜んかアタマが興奮してしまった一日でした。

一日三本も演奏会、ハシゴするもんじゃないわsmile

 

2017年11月10日 (金)

我が相棒よ

もうじき、教室のピアノがリニューアルされるって言うんで、今週のレッスンでは生徒たちが皆、沸いていた。

置いてあるカタログを見て、
「うわっ、たかっ!coldsweats01
と思わず叫ぶ親御さんやら、
「なんだぁ、今日はまだ新しくなってないのか〜」
とつぶやく生徒やら。

ハイ、搬入は、19日でありますthinkpaperしばしお待ちを。そんでもって、20〜23日まではレッスンたまたま休みになってるので、初めて弾く子たちは24日の金曜日組からになります。

と告げると、
「わ〜、金曜日なら良かった、惜しい!bearing
とか、またまた沸く生徒たちsmileなんだかこちらまで嬉しいです。やっぱりみんな、興味があるのね。そりゃそうだよね。

「このピアノともお別れか〜」

と、中には言ってくれる子たちもいる。それもまた、嬉しい。

そうなのです。私にとっちゃ、音大に入った頃に両親にお願いしまくってようやく買ってもらい、それからずっとこのピアノで練習してきた相棒である。そして、「出世払いで返せよ」と言う父に、テキトーにわかったわかった!なんて返事して、幸か不幸かちっともボケなかった父はしっかりと覚えていたもんだから、留学から帰ってバッチリ返済させられた。そんな私のピアノ。どこの倉庫へ行くかわからないよりはずっと、可愛い生徒に貰ってもらえて嬉しい。だけどやっぱり寂しい。古女房と別れる感じか。

寿命が来ていないのに新しい楽器を何故買うのか?そこんところを、きっと、日常に結びついてる車を買い替える感覚とは違い、楽器をやっていない人にとってはナゾなことでしょう。

何故って、それは、今まで出せなかった音色を更に追求するためである。

少なくとも、私はそうである。更に良い楽器で、綺麗な音を楽しむというのももちろんあるけど、それだけじゃない。

ピアニストの宿命は、相当な英雄でない限り、自分のピアノを持ち込んでの舞台などできないことである。だから、どんなピアノとも瞬時にうまく付き合えなければいけない。そして、今まで結構悔しい想いをしてきた。あの、舞台にあるスタインウェイ。本番だけじゃなくって、普段から弾きこなせたらどんなにいいだろうと。ま、個人的には、そんなにスタインウェイは好きじゃないんですが。

良い楽器に変われば、音色が変わる。色鉛筆で例えるなら、24色だったものが36色になり、42色になり…

「ここを、もっとこう、豊かな響きで表現したい」
と思っていたところを、弾き手の想いを反映してくれるかのように繊細に反応してくれる楽器を求めて、そして音楽をもっと深めるために発掘する作業がしてみたい。

こんなPP(ピアニッシモ)が出してみたい。そう思って、できなかった。でも今度の楽器はどこまで反応してくれるんだろう。そんな期待。そして、自分のアラが見えるようにもなりたい。なんていうの、例えるなら、普通の鏡に映していても気付かなかったお肌の欠点が、拡大鏡に映してみたら気付いてしまった!みたいな?それだったらわかる?だから、そこを更に修正する。そんな作業がしてみたい。

今の子が出て行く寂しさプラス、新しい子がやって来る楽しみが微妙に溶け合い、心ざわめきながら、最後の練習を楽しんでいる。

そんな夕べのカアカです。

2017年11月 2日 (木)

レッスン開始

昨日はようやくゴッドハンドの施術を受け、疲労もなんとか回復してきたカアカ。

待ったなしに、持病の頭痛がやって来たthunder それは基礎体温の上がり下がりと共に、月に何度か訪れる。

だけどめげるもんか!こんな時のために、こないだ薬局で買ってきておいたもんね。いつもとは違う、鎮痛剤。果たして効くのか?コレ。と思いながら。

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って、効いたし〜!happy02shine
ロキソニンもナロンエースもダメだった私に、無水カフェイン多めとイブプロフェン配合の薬は効いたのだ。うれしい。もっと早めに試してみるんだった。まだそんなにひどくない状態で、一錠300円超えもする偏頭痛薬なんて飲んでられっか。

薬嫌いな人は口をそろえるであろう、
「薬はあんまり飲まない方がいいよ」

ってアレ。頭痛持ちになってからお言いなさい。あんなもん、我慢してたら3日間床に伏すし、そりゃ仕事もなにもなくて寝てられるならいいけど、そうは言っていられない。頭痛キタ!と思ったら速攻で服用するべし。うまくいけば一回で済むし、ひどくなってからじゃ〜、効かないんだよホント。嘘つかないから、絶対。

運動してもだめ、ストレッチしてもだめ、規則正しい生活しても、漢方飲んでもだめ。あっためても、冷えピタ貼ってもだめ。そうなりゃもう、諦めて付き合うしかない、この偏頭痛。だれかこれ以上、良きアドバイスがあれば教えて下されgawk

まあ、頭痛の話は置いといて。

今日からレッスン再開なのであるが、コンサート後のもろもろが片付いた後、初めてピアノを触った。ああ、楽しい。他の曲をさらうのは、楽しいぞ、っとnotes

本番の時ももちろん思うけど、ああ、音楽やってて良かったなァ〜。と思う瞬間は、次は何を弾こうかな?と思いながら、あれこれ弾いてみる時である。幸せ。これもいい曲、あれもいい曲heart01なんてウットリしながら。

こないだ生徒に
「センセー、『プロ』って、どうやったらなれるんですか?アマチュアとの違いって、なんですか?資格とか、特にあるわけじゃなさそうだし」

と言われて、ヴァイオリンのマリさんと一緒に返答に困ってしまった。

う〜ん、そうだねぇ、難しい質問gawk …と、ブツブツ言ってるマリさんの隣で、すかさず

「そりゃ、自分の演奏でカネが取れるようになったらだよ。」

って答えたら生徒、なんとなく納得してたけど。

私はピアノを教えていても思う。

別に、資格がなきゃ教えられないものでもなし、ピアノの先生はごまんと居る。
だけどその先生の中には、たいして音楽を知らない人たちもいて、まあそんなにエラソーなことは言えないが、たまに呆れるくらいヒドイ先生も、いちゃったりするもんである。

何事もそうだけどさ、「好き」な気持ちがあったら、マニアックなくらいその道にハマって、気が付いたらその道のプロになっていた…ってもんじゃないのか。

途中、苦しい道を通らなければならない時、やめてしまえばそこでおしまい。壁を何枚も突破するごとに新しい世界が開けて、やみつきになる。そんなもんだ。そしてひとつの本番が終わるたびにリセットされて、いったん、ただの趣味的な、気楽な気持ちに戻れるのだ。純粋に、音楽を楽しいと思えるだけの気持ち。いいよな〜、こういう気楽さ!

ってことで、爽やかな午後の光とともに、しばしの休息を楽しむカアカでありました。

あさってはピアノの試弾フェスタへnotes
行ってきま〜すhappy02heart04

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