音楽

2017年8月 5日 (土)

子どもたちとのこと

今日で無事、夏休み前のレッスンが完了した。イエ〜イhappy02shine

仕事納めって何て清々しいんだろう。私は仕事も好きであるが、休みはもちろん、大好きだ。実は昨日カアカ、膀胱炎を発症してしまったため、今日まで元気にこなせるかどうか少々心配だった。それはある日突然やって来る。膀胱炎、知ってます?わたくし一度、ブリュッセルでも起こしているため、それについてはけっこう詳しいのですthink 何の前触れもなしに突如、血尿が出て、いたたた…と、なるのだ。昨夜は怠くてフラフラして辛かった。でも今朝病院に行って薬をもらってきたため、今はわりと、緩和されている。まあ、膀胱炎の話はいいとして。

レッスンが無事終了して一息ついていた時に、友人音楽家からラインをもらった。

ちょっと聞いてよ!と言うものである。

彼女は半年間ほど、一生懸命に教えていた生徒さんが、結局ほとんど練習もせず、レッスンでも上の空で、お母さんから相談を受けたため、彼女の想いを伝えるべく論したところ、うちの娘には広く浅く習い事をさせたいから、もっと練習しなくてもいい先生のところへ行くので辞めます、と言われたそうである。なんだそりゃ。

彼女はガッカリして、子に習い事をさせる際の親としての姿勢とはなんぞや、と訊いてきた。当然、私たちは昔から、音楽という一つのものに集中して頑張ってきた種族であるからして、子どもの可能性を広げてあげると共に、その中から才能を見出し、これというものを伸ばしてあげたい、と考える。だから、広く浅く、練習もせず、と言う親は信じられない。私は昔、お子さんにはどんな大人になってもらいたいですか?と訊いてみたお母さんに、「ただただもう、平凡でいいです〜happy01」と応えられた時にはびっくらたまげたことがある。へえ、そんな親もいるんだなァ。私なら何か一つ自信の持てるものを持った大人になってもらいたい、とかウンチクたれるけどな。なんてね。

でも今、20年以上教える仕事を続けて来て、私は思う。

広く浅く…と応えたお母さん。それは、ただの言い訳なのではないかと。

本当は、上手になってもらいたい。人一倍、自慢できるような子どもになって欲しい。だから本当は、人の目が気になって仕方がない。

けれどもその我が子は、どうも何をやってもイマイチだ。それを、子どものせいにしたくない。もっと言えば、自分の責任にしたくない。それは、先生の責任だと、転化させる。だから、もっと他を探します、と来るわけだ。

そういうお母さんの子どもはたいてい、先生に対して心を開かない。何故なら、自分の母親に対しても、心を開けていないからである。思い返せば、昔、そんな子どもがいた。練習もせず、私の前ではイライラするばかりで、ついにその母親から、「先生のレッスンが怖いそうなので、今日限りで辞めます。」と突然言われておしまいとなった。

私はその子に対して全く怒ってなどいなかった。どうにかして、楽しくピアノに向かってくれないものかと考えていた。でもその子は、母親に嘘をついて、習いたくもなかったピアノからようやく逃れることができた。何て可哀想なんだろう。私はその子を助けてあげることができなかった。

教える側も、本当にいろいろなことがあって、今の自分がある。

私は今、いろんな個性豊かな生徒たちに囲まれているが、毎回毎回、本当にのびのびと楽しく新鮮な気持ちにさせてもらっている。

頑張って練習してくる生徒たちのレッスンはもちろんのこと、練習して来ない生徒とのレッスン時間も、すごく楽しい。何故だろう。昔の私だったら、今よりもう少し真面目に、少しでも練習してくるように対応していた。でも今は、どうやらネジが一本緩んでしまったようで、練習して来なかった生徒たちと戯れる時間が面白くて仕方がない。子どもたちの目はいつもキラキラと輝いているし、今、何に燃えているのか、また、何に悩んでいるのか、教えてくれる。こればっかりはうまく書けないのだけれど、要するに、教える側が楽しければ教わる側も楽しいと言うことに尽きる。一週間後のその子と会える、その時間が楽しみになれば、その子もまた、楽しみにしていてくれる。練習していなければ、先生に怒られるとビクビクしながらやって来るけれど、怒られることまで期待しちゃってるようなsmile そんなワクワク感が満載の、今日この頃の生徒たちである。

うまくいかない子どもと接する時、それは、根っこの深い、親子関係に問題があることも多いと思う。

子どもの個性を生かすも殺すも、まわりの環境は大きい。全ての子どもたちが伸びやかに、すくすくと育ってくれることを、切に願う。

2017年7月23日 (日)

2017厚木青少年音楽コンクール本選

夏休みに入りましたgood 毎日暑い暑いsadsweat01

さあ、休み突入と同時にやって来る、コンクール本選です。本選出場者にとっては、これでやっと夏休みを迎えられると言っても過言ではないthink いざ、決戦の日!

サキ小4
ギロック作曲「金魚」「ワルツエチュード」

ミサキ小6
中田喜直作曲 「おどりとうたと」「風の即興曲」

二人とも、曲のイメージを捉えたかのような素敵なドレスで登場です。

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生徒たちが舞台袖からステージに出て来る時、私は客席で腕組みしながら、エールを送る。お辞儀をする瞬間、思わずこちらも会釈してしまう心持ち。がんばれ。今まで積み重ねてきたことが、100%出し切れますように。悔いのない演奏が出来ますように。これが終われば、夏休みだ。さあ、落ち着いて、楽しい演奏を聴かせておくれ。
notes notes notes

今年の出場者はかなり多く、予選ではAグレード(主に小学生)からはバッサリ落とされ、Bグレードの子(主に中学生以上)たちはほとんどが本選へと進んだ。それだけBグレードのレベルが高かったのだ。予選では。

私はその中でも一人、夫と一緒に目をつけた高校生男子がいて、この子はきっと市長賞を取るだろうと確信していた。なんかちょっと、夫の若かりし頃に似ている。真面目で、ひたむきで、音楽を愛する背の高い少年。彼の演奏は、純朴で生真面目な中にも音楽がみなぎり、人の心を打つような爽快さがあった。そして本選も期待を裏切らず、ショパンバラードの2番という渋い選曲の中、彼が優勝杯を取った。これは本当に嬉しかった。彼とは予選の時に思わずトトと一緒に話しかけていたので、彼の方も嬉しそうに挨拶をしてくれた。おめでとう。これからも音楽を愛する心を忘れずに、ぜひともピアノを続けて行って下さい。

Bグレードの方は、予選の出来から言ってとても期待をしていたのだけれど、本選においては全体的に、何故?と言いたくなるくらい、残念な結果に終わってしまった子が多かった。本当に、本番とは難しい。練習時間が足りなかったのか、途中で暗譜が飛んで迷宮入りしてしまった子もいたし、テクニックの見せ所で左手が落ちてしまって、非常にもったいない子もいた。悔しかっただろうあれは。

それからもう一人、ショパンバラード1番を弾いた男子がいたんだけど、私は密かに彼のファンでもあった。バラ2の子との接戦だな、と思っていたんだけど、彼の方は結果的に入賞すらもらえなかった。味のある演奏で、俺はここが好きだ!と熱い気持ちが伝わってくるような、まあテクニックが及ばずギリギリのところで押しとどめていたところもあったけれど、それでもあそこまでよく守りに入らず、音楽を第一に優先して弾いていたと思う。いいじゃん、彼。何故、無難な演奏をした者の方を取るのだ。私が審査員ならば、彼の音楽性を取る。まあ、いちゃもんつけても仕方ないんだけどね、それがコンクールってもんだから。そう、それこそが、コンクールなのである。開き直らなければやっていられない。

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うちの門下生について言えば、2名出場者のうち、小4のサキが、入賞を果たした。昨年度は予選は通過したものの、入賞は逃しているし、彼女にとっては2度目で手にした栄光である。おめでとう。これからきっと、自信もついて、どんどん伸びていくことと思う。教室としては3年ぶりの受賞で、私も嬉しかった。彼女のドレスは金魚という演目にマッチしていて、奏でる音も美しくのびやかで、雰囲気も抜群だったと思う。ワルツエチュードでは、私の期待を裏切らず、繰り返し高音部からラストまでを見事、華やかに決めてくれた。もう少し、細かい配慮が出て来れば鬼に金棒である。来年以降はもっと基礎練を積んで頑張って欲しい。

それから、残念ながら落選したミサキ。彼女は、一箇所失敗して失速したと言っていたけれど、私は聴いていてそんな風には感じなかった。緊張しているのかな、と思ったけれど、いつも通りの彼女らしい演奏で、音楽的にとてもよくまとまっていたし、風の即興曲も直前スランプだったわりに、よく歌って優しげに楽しんで弾けていたと思う。あえて言うなら、細かいところのテクニック的な動きが安定するようになればいいのと、もっと音でアピールする力がつくといいと思った。自分との闘いだけではなく、観客に、自分の演奏の良さを自信を持ってアピールできること。これが今後の課題。今回は惜しくも入賞できなかったけれど、大事なのは、今後ピアノを続けるか、続けないかの選択である。

コンクールって落ちたら悔しいが、その時々の課題を乗り越え、音楽って結局、ずっと続けていた者の勝ちである。勝ちって変な言い方だけど、でもそのうち、続けていた人にだけわかる瞬間が必ず来る。本当に、芸術やスポーツの世界とは、学校の勉強とはまた違い、努力しても報われないように思える時が多い。もう、自分には無理なんじゃないか、やめた方がいいんじゃないかと、何度も思わさせられる。でも、挫折を味わった者にしか、感動は味わうことができない。ピアノを続けてきて良かった、と思う日が、必ず来るのである。

それから最後に、このコンクールとはもう長い付き合いだけれど、本選自由曲の選曲の大切さについては今回も身にしみて感じた。もう、半分くらいは、この選曲で決まってしまう。自由曲を扱うコンクールに出場させる時の、先生の責任は大きい。せっかく素晴らしい演奏ができる実力の持ち主なのに、この曲じゃあ…もったいないな。と言う子が何人もいた。それは審査員たちも毎年感じることだと思う。でも逆に、お、こんな曲で勝負してくるか〜。なんて勉強になることもあるから、教える側としても、日々研鑽です。生徒たちよ、お互い頑張ろう。

ようやくやって来た夏休みに乾杯!思う存分遊びまくってストレス解消して下さいねsmile

2017年7月16日 (日)

新百合ヶ丘校の発表会

なっちんが、港北校から新百合の校舎へ移ってからの、初めてのピアノ発表会がやって来ました。半年前に出たばっかりだったけど、ちょうどコンクールの持ち曲もあったことだし良かった。梅雨明けなのかと思われるくらい暑い中、朝から集合ですnotes

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彼女の選曲は、シューマンの「メロディー」、木下牧子さんの「不思議の国のアリス」より、「木かげのアリス」「白うさぎを追って」の3曲。物語好きのなっちん、自分で選曲するの巻。

このたびは、上手に弾けたらご褒美にシロクマさんの抱き枕がもらえる特典付きだったもので、なっちん頑張った。ま、我々から見たら、まだまだ練習足りないけど。そのうち彼女が目覚めたら、死ぬほど練習に燃えるようになるだろう。小学生なんて、そんなもんだ。その代わりに、本番は大人よりも強いように出来ている。いいですねぇ、子どもって。

彼女の出番はさすがは5年生ともなると後ろの方で、ふと生徒席を見ると、大あくびをしているなっちんを目撃。この余裕gawk 無事、出番が来てからもまあそれなりに緊張したのでしょうが、落ち着いて弾けました。ちょこっとミスったけどねsmile あれ、似たような箇所が出てくるから、迷っちゃうんだよね。わかるわかる。

彼女の演奏は、独特なワールドを持っている。模範演奏ではないし、よくありがちな、「弾ける子」がやりそうな演奏ではない。でも、不思議なオーラで、よく響く綺麗な音で、会場をフッと違う雰囲気にさせる。我々から言わせてみれば、もう少し直してあげたいところはたくさんあるのだけれど、それはまあ、おいおい彼女が気づいてからでも遅くはないだろう。それに今回、私たち夫婦は一切、彼女の演奏に触れていない。完全放任である。先生のレッスンにはもうついていってないから、何を直されたのかもわからない。こうやって、少しずつ自立していけばいいと思う。だってもう彼女は5年生なのだから。本番に初めて蓋を開けてみるような、ワクワク感も楽しかった。そして相変わらず、我が娘の演奏にほとんど緊張しない夫婦であるthink

新百合の発表会では、聴いてくれていた先生方にも知り合いがいて、同級生や先輩方がたくさん教えているからこのたびも挨拶ができて楽しかった。初めてなっちんの演奏を聴いて下さった先生(夫の同門のセンパイ)が、「ちょっと、彼女、もう、『良かったよconfident』とか言うレベルじゃないよ?巨匠?あの子、日本じゃない方がいいんじゃないの?斬新だよ。 」とか言ってくれて、冗談にしろ、感謝感謝。

音楽とは、本当に人それぞれの感じ方だからこそ、面白いのだ。私は、なっちんの演奏は素朴で彼女らしさが溢れていて好きである。まだアップしてないけど、そのうちいたしますので、どうぞ応援してやって下さいconfident

2017年7月 8日 (土)

パスカル・ロジェの演奏会

パスカル・ロジェの演奏会に行ってきましたnotes

プログラムはこんな感じ。

サティ:
ジムノペディ第一番/グノシェンヌ第三番
太った木の人形とスケッチとからかい

ラヴェル:ソナチネ

プーランク:ナゼールの夜会

サティ:干からびた胎児

ドビュッシー:前奏曲集第一巻

 
私は、演奏会の時はいつもマスカラを塗らないことに決めている。
何故なら、感動して泣くことになるか、退屈であくびをすることになるか、どっちかになり、必ずや目の下にクマを作ることになるからであるthink

今回の演奏会は、とっても楽しみにして行ったんだけど、う〜ん、残念ながら、後者の方であった。ロジェのファンな方、ごめんなさい。でも、思ったことを素直に書く。彼の演奏は、はっきり言うと退屈であった。その理由はいろいろだ。もちろん素晴らしいピアニストであるので、勉強になるところは多々あったし、さすがだな、と唸らせられるところもたくさんあった。でも、残念ながら退屈だったのだ。そう思ったのは私だけではあるまい。もちろん感動した人もいたはずである。音楽とは、好みだから、正解なんてないのだ。だけど少なくとも、私は感動できなかった。それだけのことである。

まずたぶん、大ホールというのが良くなかった。彼のピアノの良さは、もっとこじんまりとしたサロンのようなところでだったら、もっとずっと生きたと思う。音も抜群に綺麗だし、さすがはフランスものの王者、ドビュッシーの音色なんてまるでベールに包まれたかのようだった。だけどちょっと、主張がなさすぎる。ラヴェルなんて、聴いてる方としては、お、そこから盛り上がるよな、盛り上がれ、来い来い来い〜!…と、待ち構えてるのに、全然グイグイ来ない。彼の演奏は、学生時代の頃からよくCDで聴いていたし、フランスものを弾く時には必ずお世話になると言っていいほど、多くの録音が出回っている。でも、私は昔っから、聴いてもなんだかなあ、と思うほど、個性がないように思えた。だけどやっぱり生演奏は違うんじゃないかと、多少期待して行ったのである。

音楽の流れもちょっと、聴いてる方としてはキツかった。なんだろう、音楽が、彼のまわりに停滞していると言うのか。彼の独特なワールドがあるのだけれど、聴く方が、お腹いっぱいになってしまう。舞台の流れも問題だった。まず、曲間の拍手を入れるな、という彼の希望があったので、前半、後半ともに、終わるまでずっと弾きどおし、というのもちょっとオタクっぽさが満載。だから遅れてきたお客さん、入れないしcoldsweats01 録音じゃないんだからさ、もう少し、ステージを華やかにしようよ。と、カアカ的には思ったのである。

プログラムもけっこうマニアックだった。いや、音楽知ってる人にはいいと思う。だけど、せっかくドビュッシーが聴きたいわと思ってやって来た、善良な海老名市民たちにとって、多分このプログラムだと完全に迷宮入りしてしまっただろうと思われる。ドビュッシーのプレリュードの中で、亜麻色の髪の乙女が出てきたらようやく、皆さん安堵の雰囲気が流れたのを、カアカは見逃さなかったcatface そしてアンコールにはお約束のように月の光を弾いてくれたので、そこだけは救いだっただろうと思う。良かった。これできっと、善良な市民たちは満足して帰って行かれるだろう。なんて、ヘンなところに勝手に気を回してた私。だってアンコールにも玄人シリーズをやられちゃ、もうみ〜んな、ドビュッシーって、プーランクって、サッパリわけわからん。なんて、この先ずっと誤解するハメになるに違いない。

私個人としては、サティとラヴェルは良かったと思う。サロン曲をうまくまとめるのは、さすが上手い。でもプーランクのナゼールや、ドビュッシーの前奏曲なんかは、あの大曲を彼の独特な世界で最後までやられちゃうと…本当に、厳しいものがあった。わかった、もういい!って心の中で叫びたくなると言うのか。私の隣の誰かさんなんて、寝てたしcoldsweats01

音楽って、ほんとに難しい。聴衆を魅了するのって至難の技だ。
聴いていて、本当に勉強になった。良いところも、悪いところも。

そして、今回ちょっと考えさせられたのは、新しいピアノを買うべきか。ということだった。彼の美しい音を聴いていて、そう思ったのだ。ドビュッシーの、繊細なピアニッシモの音。それが気持ち良く出せるピアノ。

欲しいな…新しい楽器。デカイ出費になるので、ずぅっと先延ばしにしていたけれど。

それから、そろそろ演奏を復活させたい。なっちん育てて10年。

昔のように、もう少し本番を増やすべきだと、薄々気付いている、カアカ45才の夏であったgawk

2017年7月 5日 (水)

コンクールその後の我が家

トトが最近、出勤前に颯爽と、ショパンエチュードを通して弾いて行く。op.10-1。たぶん昔、彼の十八番だったのだろう。ちょっとリハビリ…とか言っている。ああ、男の手で弾くショパンって、なんてカッコイイんだろう。洗面所でひとり、洗濯バアさんになりながら惚れ直すカアカ。この場合、ショパンとトトを同時に惚れ直していますthinkpaper

さてコンクール終わったなっちん、今度はたたみかけるように、再来週の発表会を控えております。昨日、突如として、パイレーツオブカリビアンが弾きたい!と言い出した。最近、みんなでその映画を観たし、っていうか、コンクール前夜に観たし、(うちはまだ、1を観てなかった)トトが何だか演奏会で弾くらしくてジャカジャカ弾いていたからである。なつレベルの楽譜が欲しい欲しいと言っていたら、朝、トトがプリント楽譜でダウンロードしていてくれた。大喜びするなっちん。早速、登校前に少し、譜読みしてみる。

「カアカ〜、これ、製本しておいてね!順番わかる?え、わかるの?なんで、本当にわかるの?このページ順だからね!!!」

と、わざわざ机にコピー譜を広げて登校して行った。イヤ〜、一応、キミよりは弾けるからね、そのくらいはわかりますが…gawk ほんとに可愛い、うちの娘。

さて、そろそろ私もピアノさらわなきゃならんのですが、留学ブログの方もいよいよ最終回へと向かっております。あともう少し!あともう少しで、私の下書きが終わる!アップするのは、毎日一話ずつ、見直ししながら行っているので遅れてるけど。いま、まさに、帰国のその日を書いている途中なわけで。うるうるしちゃってます。あ〜、なんで帰って来ちゃったんだろう私。なんてね。でもココから、私の帰国後のもう一踏ん張りが始まるわけである。留学して来たから、ハイ、仕事はコレ。なんて甘いもんじゃない。帰って来たら、仕事なんてな〜んもない。待ってたって、な〜んもない。帰国リサイタルの準備と同時に、仕事探しの方もボチボチ進めて、ついでに男探しの方も始めて、みんな苦労するワケである。そこらへんの苦労話も、ちょっとポーズを入れてから、書いてみよっかな〜。とも、思っている。まだわかんないけど。そんなわけで、ひとつ、応援よろしくお願いしますsmilepaper

引き続き宣伝。

現在、114話です。読んでね〜〜smilescissors

2017年7月 2日 (日)

2017厚木青少年音楽コンクール予選

やって来ました、厚木青少年音楽コンクール、2017年予選notes

この日のために頑張ってきた、今年はなっちん入れて、門下生8名の出場です。

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当日プログラムを見てみたら、昨年よりも20名以上多く、86名の出場者でありました。そのうち、予選通過者は半数以下の41名。昨年より10名多く通過しています。毎度のことながら厳しい選出に、審査員の先生方も頭を悩ませながらの結果でしょう。どうしても、同業者としてそんなことまで考えてしまうsmileお疲れ様でした。

さて、結果は、うちの門下からは2名が予選通過。狭き門を、頑張って通り抜けた2人、おめでとうshine 本選に向けて、どうかもうひと頑張りして欲しい。そして残りの、なっちん含めて残念ながら落選した子どもたちも、本番はいつも通りの、いや、いつも以上の成果を出し切れた演奏だったと思います。ちょっとくらい、ミスをした子もいましたが、それは気にしないこと。そりゃあ悔しいけれど、人間は機械ではない。舞台は水モノ、何があるかなんて、わからないのだ。まあ、それをいかに完璧にもっていくか、ということだって、これからの課題なんだけど。スポーツと同じです。消しゴムで消せない本番で、自分の実力をどこまで集中して出し切れるか。そういうことも勉強のうち、いい経験だと私は思います。

出場した一人一人には、山ほどの励ましの言葉があります。

毎回同じようなことを書くけど、私は音楽とは競争ではないと思っているので、どちらかと言えばコンクールは好きではない。だから本当を言うと、受かっても落ちてもいいと思っている。そりゃあ受かったら嬉しいし、落ちたらとことん凹むけど、3日で立ち直って欲しい。だってそれは審査員が決めた合否であるし、気にすることなんて全然ない。じゃあ何故、コンクールなんて受ける意味があるの?と聞かれたら、それはそれだけのメリットがあるからである。

子どもたちはその機会に、音楽と真剣に向き合い、上手くなろうと努力をする。そして本当に、驚くほどの上達ぶりを見せる。それが、一番大事なことであると私は思う。悔しい思いをして、コンクールなんてもうやめた!と思うのもよし、また挑戦するのもよし。だって、音楽とは闘いではない。自分との闘いでは、あるけどね。何度も言うけど、競争ではないのだ。音楽とは、人の心を打つもの。そうでありたい。いくら、どこどこコンクールで一位を取った人の演奏だって、必ずしも聴いていて誰もが感動するかと言えば、そんなことはない。音楽って、人それぞれ趣味があるし、好き嫌いもある。そうですよね。

舞台とは素晴らしく楽しいものであり、また同時に難しいものでもある。

コンクール向きの演奏もあれば、演奏会として、聴衆を楽しませてナンボの舞台もある。

でも私は、一番難しいことではあると思うけれど、その作品の魅力を、演奏家としてどれだけ引き出して聴衆に伝えることができるか。引き手の想いがどれだけ詰まっているか。これが、聴き手と弾き手の間に、音楽を通しての対話が生まれ、楽しく温かい舞台になるのではないかと思っている。マジメなこと、書いちゃったけど、本当のことだ。どちらかが一方通行では、会話と同じく、舞台でも成り立たないのである。

子どもたちにはまだ、そんな難しいことを言ったって、わからないと思う。当たり前のことである。だから今は、無垢な心で、素直に、自分と本番に向き合って欲しい。

なっちんは、コンクールが終わって、落選したことを知り、号泣していた。人目を気にせず、思い切り泣いて、泣いて、そしてみんなの気持ちを代弁していました。

受かると思ってたのにー!受かりたかったー!悔しいよー!もう、コンクールなんて受けたくないー!うわあああ〜〜!crying

あまりの気持ちのよい号泣っぷりに、うちの生徒落選者一同、会場にてなっちんを囲んで何も言えず、固まっていた。そうだ。全員が同じ気持ちだったと思う。その通りだ。悔しいよね。泣きたいよね。素直で、まっすぐで、私は我が子ながらあっぱれだと思った。私だって、同じ思いを何度もしてきた。その気持ちは、痛いほどわかる。

でも何故か不思議と、3日経てばケロっと立ち直っちゃうのだ。そんなもんである。見てろよ、次こそは、私の良さを思い知らせてやる。なんてねsmileちなみになっちんは思い切り泣いてスカッとしたのか、夜にはもうドラえもんを観て笑っていました。

みんな、応援しています。また、みんなの素敵な演奏を楽しみにしています。今回もまた、私はみんなに感動をもらいました。子どもたちは本番に強い。立派に弾けて、本当に偉かった。

そしてどうか、本選出場者を心から応援してあげて下さい。予選に落ちたからハイ、おしまい。ではない。自分が出るかもしれなかった本選に興味を持ち、聴きに行ってみて欲しい。

本選の、熱き闘いは、23日。これは、本選出場者全ての、自分との闘いである。健闘を祈る!

2017年6月17日 (土)

ガラコンサート

土曜日。音大時代の先輩方の、ガラコンサートを聴きに行ってきました。

卒業して、25周年。(2コ上。)同期の仲間たちが集まって、管弦の人たちや、ピアニストたちによる演奏会だったんだけど、いや〜、聴きに行けてよかった。小さなホールで、あまり響きがいいとは言えないところだったけど、演奏会聴くのは久しぶりだったから、すっごく刺激になりました。今度、また友人の演奏会があるのも楽しみ。やっぱり定期的に聴きに行かないとダメですね。7月はパスカル・ロジェのコンサートもあるから、ちょっと音楽会が続いて嬉しいconfidentnotes

留学ブログをご覧になっている方は、「おおflair」と思われるかもしれませんが、私をベルギーに誘なってくれた先輩、ヨシミちゃんが出演されたコンサートでした。

彼女は同じ門下生だったんだけど、大学専攻科を卒業する時に、バーバーのソナタを弾いて学長賞をかっさらい、皆からの注目を浴びて、さて留学するのかと思いきや、私と同じく恋の道に突っ走り、当時18才の年下彼と電撃結婚をして、3人の子を産み、いろいろあった挙句に離婚をし、飄々と子育てをしながらピアニスト復活を遂げたのである。

今じゃあすっかりケロっと忘れてるけど、当時彼女が大変だったのを、私は知っている。彼女はものすごく個性的で前向きな女性なので、本人はホントに覚えてないと言って笑っているが、私は何度か泣きながら電話をもらったので、覚えているのだ。ピアノを売ってまでダンナの借金を返したこともあったし、音楽の塊みたいだった彼女にとって、かなり辛かった時期だと思うから、きっと記憶から抹殺したのだろうと思われる。でも神様のようなヨシミちゃんは、ダンナのことを悪く言ったことは一度もなく、実際、彼はちょっと惜しいところはあったが、魅力的で憎めない、いいヤツであった。まあ、いきさつはいいとして、私は彼女のピアニスト復活宣言の時からずっと陰ながら応援してたので、今回、10年ぶりくらいに演奏会を聴きに行けて、感無量だったのだ。

私の演奏会には何度か足を運んでくれたヨシミちゃんだったが、今度は私に子どもができ、子育てに追われたし、彼女の演奏会へは遠くてなかなか行くことができなかった。小さい子どもがいると、夜の演奏会なんて、無謀である。子どもがいない時には理解できなかったが、母となっては、その厳しさがようやくわかった。いま、なっちんはもうお姉さんになったけれど、今度は仕事が忙しくなってしまい、埼玉までの演奏会は、ハードルが高くて聴きに行かれなかった。だけどこのたび、ようやく都内でのコンサートということだったので、仕事のスケジュールを調整して、出向いたわけである。

彼女の演奏は素晴らしかった。ピアニスト完全復活している様子に、私は涙が止まらなかった。だってその舞台にいるのは、私が知っているヨシミちゃんだったし、誰よりも輝いて見えた。彼女は自分のことをブサイクとか言っているけど、誰よりも美しくて、凛とした美人であった。本当である。こうやって、いろいろと背景を知っているからに思われがちだと思うが、彼女の音楽は昔っから面白くて、魅力的だったのが、一度ガタッと落ちて(ごめん、正直に言う。)いま長い年月を経て、さらにパワーアップして色気を増していた。年増という意味ではない。やっぱり人間は、いろいろ回り道をして、いろ〜んなことを経験して、ナンボである。ピアノだけ弾いてたって、いい音楽家にはなれない。彼女の弾くモーツァルトはとてもチャーミングだったし、現代曲は昔からのお得意路線なので上手いのは知っているにしても、かなり存在感のあるものであった。

友人が素敵に生きているのを見ると、本当に嬉しいものである。ああ、私も頑張らなくちゃな。と思う。

話がヨシミちゃんに限ったけど、他の先輩方だって、本当に立派な舞台で、ちょっと私の演奏魂はかなり刺激されてきました。

行ってよかった。素晴らしい演奏をありがとうございました。私もそろそろ、秋のコンサートに向けて練習することにする。

2017年5月20日 (土)

港北ラスト

去年は何故か咲かなかった、可愛いピンク色のプリンセスダイアナ(クレマチス)が咲きました。嬉しいlovely

そして、ピアノ教室用の、新しいシール帳も届きました。子どもたちが、毎回楽しみに集めているやつです。

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毎度、自宅プリンターで刷ってたんだけど、これね〜、けっこう難しいんですよ〜。線枠を、きちんとずれないで印刷させるのがgawk 何枚もムダにする。だから今度から、印刷屋に発注することにした。安いし綺麗だし、いいこと尽くめ。いい時代になったもんだ。イラストは、我が友人の描いてくれたものです。ありがとうlovely

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それから土曜日、なっちんの港北ピアノレッスン、ラストに行ってきました。

5才の頃から通った港北。そろそろお姉さんになったので、いずれ一人で通えるようにと、先生の出校日に合わせて、近場の新百合ケ丘校に移ることになったのです。ほ〜ら、こんなに色っぽいレディになったしね。思い出の公園でランチ。

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思えば5年分の思い出が詰まった、アットホームな港北校。帰りに寄った美味しいパン屋、トトとよく遊んだショッピングモール。なっちんは、悲しくなって泣きました。意外と感傷的。だけど私は、本当によく頑張って通わせたと思う。遠かった。帰ってきてからのレッスン、キツかった。いよいよ限界になってきたところだったので、ちょうど良かったかもしれない。楽しい思い出をありがとうconfident

 

2017年4月 4日 (火)

新年度レッスン開始

さあ、新学期レッスンの始まりですnotes

ちょっとお休みが続くと、すごくリフレッシュして新しい気持ちになれる。
生徒たちはやっぱり可愛いし、音楽は面白いlovely
今日はオバケの曲を弾いてあげたけど、すんごく不気味に弾いたらコワ〜くなって帰っちゃった子もいた(笑)その感性、いいですねsmile

小さいと思っていた子があっという間に成長し、音符なんて興味な〜い!という程だった3歳児が、急に音を拾い出す。私は、ピアノなんて4、5歳からで十分。と思っているのであるが、今は早くから連れて来られる親御さんも多い。その場合、最初はほとんど遊びになるけれど、その子のタイミングを素早くキャッチすることはできる。今だ!punchという瞬間、というのかな。だから、見逃さずにすむと言うならばそうかもしれないが、本人がやりたくてやりたくて、その気持ちをたくさん育ててから習わせるのもいいかもしれない。耳の成長的に、5歳を過ぎない方がベストとは思いますが。

今日、あることを聞いた。
同い年の子どもを持つ親が、自分の実現できなかった夢を果たすべく、子どもをピアニストにさせたいそうだ。ありがちな話。だから、泣きながら頑張らせているそうである。う〜む、そうか、気の毒になァthinkと、思わずにはいられない。

子どもができなくて泣くのはよくあること。先生の前では泣かなくても、親の前では悔しくて泣く。だから、それ相応に頑張っているならよい。問題は、キャパを超えて頑張らせちゃってる場合である。

いろんな子どもを教えていてわかるが、ピアノには、向いている子、向いてない子、手の器用さ、不器用さ、才能の問題、音楽が掴める子、そうでない子、たくさんいる。最初の数回のレッスンで、それはすぐにわかる。でも一番最後に残るのは、「音楽が大好きかどうか」のみである。そして努力に勝るものはない。ピアノの鍵盤に触れたトータル時間と、心で勝負。というのかな。だから私は、どの子にも同じような教え方はしていないつもりである。音楽が流れまくっていて、どんな曲だってピアノ大好き!な子なら、きっと誰が教えたってうまくいくだろうけれど、いろんな癖を抱えている普通の子たちには、その目が輝く瞬間を見つけ出したいと思っている。緩〜いレッスンの中でも、常に狙っているのですよ実はsmileだからドンピシャだと嬉しくなる。どんなに不器用な子でも、たどたどしい子でも、この曲が弾けたら幸せ!という瞬間はある。だからね、そんなにお尻ひっぱたいて慌てさせなくっても、伸びる時は来るんです。同時に、停滞する時や下降する時も来る。人生そんなもんです。

器用で、上手で、この子はなかなかいいなあ、と思っていても、そうではなかったこともかなりある。もともと器用で、更に親の気持ちが読めて、親に褒められたい思いで練習をする子の場合だ。
そういう子は、だいたい大きくなってからパタッとピアノを弾かなくなる。嫌いではなかったけれど、大好きではなかった。ということなのかもしれないね。

だから、不器用でも、時間がかかっても、好きで好きで努力を惜しまない人か、まったく逆に、才能というものに助けられて音楽を仕事にしてしまう、どちらかがプロとして生き残るのではないかなあ、と私は思う。好き嫌いは置いといて。

なんだか長くなっちゃったけど、新年度の私の思いである。

2016年12月 3日 (土)

相模大野にて

トトが相模大野の路上ライヴやるっていうんで、こりゃ面白いって見に行ってきた。学校の先生方のウクレレバンドらしい。トトはピアニカ担当。アンプにつなげるタイプの鍵盤ハーモニカです。音、けっこう鳴ってたな〜smile やたら上手くて、ウケました。吹きっぱなし。お疲れさん!

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その後は、小学校のクラスメイトだった彼女の個展を見に、伊勢丹近くのナルコカフェへcafe 何十年ぶりかの再会!

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か〜わいい作品がたくさんあって、雑貨好きなトト、もれなくお買い上げ〜heart01

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さっそく飾りました。可愛い。ストーンアートが素晴らしい。彼女に手伝ってもらったら嬉しいな〜と思い、ピアノ教室チラシの絵を依頼することになりそうです。

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